気持ちのよい季節になってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私はアメリカのニューヨークにある大学院で英語教授法を学びました。
もちろん、その事実を忘れることはありませんが、当時の自分がどんな気持ちだったか、
どんな環境や姿勢で学んでいたか、などは、やはり記憶から薄れます。
しかし、この動画をきっかけに、その時の自分やクラスメート、その他、当時出会った教育関係の方々の「情熱」をかなりはっきりと思い出すことが出来ました!
言葉(英語)がはっきりと聞き取れない方でも、彼女(教師)が全身全霊で教える姿、
生徒たちの乗り出すような学ぶ姿勢を感じることが出来ると思います。
ちなみにここで教えている内容は、
この日の曜日Thursday(木曜日)から、その中に使われているTのアルファベットとその音、Hのアルファベットとその音、TとHが組み合わさった場合の特別な英語の音、アルファベットSのカーブの形を全身で表してみたり、赤や緑などの色や形、など。
また、クラスメートが発言する時の姿勢や、良く見て、良く聞き、手をブラブラさせずに前に置くことなど、学習の態度も指導しています。
この先生や学校について、もう少し知りたいと思いましたが、
はっきりと出所が示されていませんでした。
でも、少なくとも撮影された理由が何かあるはず・・・と言う思いもあり、
撮影者の名前から、もしかしたら・・・と見つけた関係機関が、
日本語のウィキペディアにも情報があります。
一言でいうと、「アメリカ中の全ての子どもに学びの機会を与えよう」という
プロジェクトを実行するNPO団体です。
アメリカは、日本と比較しても、移民の多さや未だに残る人種問題により貧富の差が大きく、
その影響は子供達の学習環境にも大きく影響しています。
全米から、この団体の教師として子供たちを教えたいという希望者が殺到しているそうです。
さすが、子ども達の未来に働きかける規模も大きいアメリカ!と思いましたが、
最近、日本でもこのような(この団体をモデルにした活動をする)NPO団体が動き始めました。
Teach For Japan です。
九州支部も新しく出来たようです。
現在は、震災で影響を受けた子供たちのために教師を派遣したり、その他幅広い活動を続けているようです。
今後、活動報告を見て応援しながら、何か私にもここ九州で出来ることがあれば、
是非参加したいと言う気持ちです。
何かを発見した時や新しいことを学んだ時のキラキラした目の輝き。
学ぶ喜びは、生徒はもちろん、教師たちにとってもかけがえのない財産になります。
生徒達が見せるこのまなざしに出会うのが、多くの教師にとってやりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。
この動画を見るたびに、私も自分が出来ることを、少しずつでもやっていきたいと感じます。
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AyakoH. (Saturday, 07 July 2012 04:15)
Kazuko先生のものすごいvitalityを感じました。 優しくておっとりゆったりした方だったので、勝手なあるimageを持っていましたが払拭されました(笑)息子は先生のlesson受けられて幸せ者です♪
culturekidsroom (Sunday, 08 July 2012 04:56)
AyakoH.さん、ありがとうございます!
この自分の記事、改めてみると熱い!ですね。
いつもはぼんやりしていることも多いのですよ・・・笑。
レッスンや教えることについては熱くなってしまいます。
私もとっても楽しいお二人にお会いできて幸せ者です♪
これからもよろしくお願いいたします!