「赤ちゃんは語学の天才」by パトリシア・クール
TEDでのわずか10分余りのスピーチですが、たくさんのデータが含まれています。日本語との比較のデータもあります。
ご覧になった皆さんは、いろいろな感想を持たれたと思いますがいかがでしょうか。
・言語習得の臨界期
・1歳前後の注目すべき時期
などの実験データは、子どもの言語習得能力の素晴らしさを改めて感じさせられます。
そして、7:00頃からの「人間の存在の重要性」について、とても興味深い実験結果が出ています。
実際の人間との接触がなければ、その言葉を習得しないというものです(音声や音声動画からのインプットだけでは効果がなかった)。
DVDやCDでたくさんの英語に触れられる時代になりましたが、(少なくとも今回ご紹介する動画での実験対象年齢の)子どもたちの言語の習得に関して、対面での関わりが必要となってくることが実験で証明されています。
もちろん、DVDやCDが意味がないとは思いません。
母親や家族、語学の教師、その言葉を使うその他の人々など「人間の存在」のサポート役としてこれらが活用されれば、更に効果を生むと私は思います。
このスピーチについては、生徒さん(ママさん)からお知らせ頂き、
その後も他の方にお話を伺ったり、インターネットで情報を目にする機会がありましたが、確認できないままになっていました。今回リンクを送って頂き、ようやくこちらでのご紹介となりました。いつも本当に支えられております。ありがとうございます。
それにしても、子どもの能力もすごいですが、テクノロジーの発展もすごいですね。最後に紹介される機械(スーパーコンピューター?)で、うっかり者の自分の脳の中を分析されるのが怖いです!!
オリジナル英語版(左)でも日本語訳バージョン(右)もベストセラーの本です。
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