読みたい本がたくさんありますが、すきま時間でざっと読んだ本の一冊です。
家族でベトナムに住むことになった英語教師の筆者の方が、娘さんが現地で通ったアメリカンスクールの英語教育の様子をまとめたものです。
英語を基礎から学ぶためのESLクラスの様子、そして通常のクラスの様子など、写真などと一緒に分かりやすく再現されています。
自分のレッスンにも是非取り入れたい!と言う、具体的に参考になることもたくさんありました。
そして、まとめで強調されていたのは、
「読み書きの大切さ」です。
(特に小学生以上の英語学習についてです)
私自身、英語教育関係の方とのお話の中で時々聞くのは、以下のようなコメントです。
・日本では「ぺらぺら話せる」ことに価値が置かれがちだが、英語教育が進んでいる国ほど、読み書きの力を重要視している。
・日本人の英語力の弱さは、読み書きの量の圧倒的な少なさに一因がある。
・日本では、英語での「コミュニケーション」と「読み書き」は、相反するという思い込みがあるため、あえて読み書きをしない指導が先行して行われている。
皆さんの思いはいかがでしょうか。
現在、文部科学省によって学校の小学校・中学・高校の英語教育の改善の動きが大きくなっています。
世界の成功例なども参考にして、どんどん進めて頂きたいです。
私自身も、毎日の気付きやこれまでの経験をもとに、良いものを積極的に取り入れて&皆さんにシェアして行ければと思います。
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