2015年8月11日12日に開催された 山下桂世子トレーナーによるジョリーフォニックストレーニングに参加しました。
九州各地、そして本州でご活躍の英語の講師の先生方、そしてご自宅でジョリーフォニックスを使って教えたいという保護者の皆様が参加されていました。
全ての内容をご紹介することは出来ませんが、写真で残した部分だけでも皆様にシェアできればと思います。
●フォニックスとは?
これまで通じなかった英語体験をシェアしながら日本語と英語の違いを学んだり、これまでの読み書き教授法の変遷を紹介。
イギリスで日本語を教えていらっしゃる山下先生のご経験や分析で、分かりやすく解説が行われました。
そして、ずばり、フォニックスとは? のディスカッションも。
意外と、保護者の方などに一番聞かれる質問です。
皆さん、しっかり答えられるようになりましたね!
●ジョリーフォニックス体験で様々な活動紹介
子ども達になりきって、ジョリーフォニックス体験です。
たくさんの異なった活動を取り入れながら、子どもを飽きさせることなく読み書きを学ばせるコツを伝授して下さった山下トレーナー。
写真は、s の文字を空中に書いている所。
指で! 手のひら全体! 双子のヘビだったら?!と両手で書いたり(写真)、リズミカルです。
もちろん、やっている間中、全員が、 sssss! ssss! と音を出しています。
●多感覚でのアプローチ・教材で子どもの得意分野を生かす
こちらは教材のひとつである、Finger Phonicsというジョリーフォニックスの絵本を見ている所です。
文字の部分が溝になっていて、指で触ってなぞることが出来ます。
ちなみに私の生徒さんも、これをなぞるのがとても好きです。
溝になっているだけでなく、書くときにどこからスタートして、どの方向に進むかも示されているのです。
子どもが10人いれば、学び方も10通り。
このように触感が印象に残りやすい子もいれば、イラストのイメージを通して、歌やメロディを通して、指や体を動かすことで学びを深める子どももいます。
一人一人が自分のより得意な形で学べるように、ジョリーフォニックスにはあらゆるアプローチが取られていますと教わりました。
●パペットも有効に使います
子どもだけでなく、大人もワクワクするジョリーフォニックスの仲間がパペットでご挨拶。
パペットの使い方も、工夫次第で色々あることを学びました。
前日に行われたワークショップでも子ども達はパペットに大興奮!
●イギリスなど欧米文化を実体験
l のページに登場する riquorice
er のページに登場する Gingerbread cookies
なんと、先生がイギリスからお持ちくださいました。
この日の参加メンバーは、このページを子ども達と一緒に見る時に「先生も(ママも)食べたことあるんだけどね・・・」と体験をお話出来ますね!
その他、イラストに登場するものの説明の仕方などもとても参考になりました。
●とにかく学びました
写真は色々な活動を通してのフォニックス学習。
教え方、活動のバリエーションを学ぶこと、はもちろんですが、2日目の「同音異綴り」の講習では、講師や保護者自らが新しい知識を学ぶ場面もとても多かったです。
私自身も生徒さんに教えながら、Pupil Book 2 や Pupil book 3、そしてそれ以降の Jolly Grammarは奥が深いといつも感じます。
フォニックスって、それぞれの文字の音と書き方を学んだら(教えたら)終わり!ではありません。
「それぞれの音を学ぶ」のは、ジョリーフォニックスではPupil Book 1 で、とても大切ですが、最初の一歩。
それ以降も学びが続きます。
私もまだまだ、一生、学び続けますよー! そして皆さんにシェアしていくことが使命だと思っています。
シンプル過ぎて(実際の内容のほんの一部で)申し訳ないようなレビューですが、本当に楽しい2日間でした。
こういう講習の時は、同じ地域や比較的近い地域での英語の教室をされている方や、教育界の方、意識の高い保護者の方、などにお会い出来るのも楽しみのひとつ。
刺激あり、笑いあり、たくさんの学びありの2日間となりました。
山下先生、そしてご参加された皆様、またお会いできることを楽しみにしています!
心よりありがとうございました。
Write a comment